令和8年第3回富士川町議会定例会(9月定例会)
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公開日 2026年09月04日
本日ここに、令和8年9月 富士川町議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、公私ともにご多忙の中、ご出席を賜り、誠にありがとうございます。
また、日ごろから町政推進のため、格段のご理解とご協力を賜っておりますことに、厚く御礼申し上げます。
はじめに、「令和8年熊本地震」、「令和8年8月千葉豪雨」、8月下旬の北陸地方での豪雨と、災害が立て続けに発生しました。
これらの災害で、お亡くなりになられた方々にお悔み申し上げますとともに、被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。一日も早い平穏な日々の到来、そして復旧、復興を心よりお祈り申し上げます。
本町では、熊本県の地震により甚大な被害を受けた八代市と氷川町を支援するため、「ふるさと納税による災害支援金」の代理受付および受領証明の発行事務に取り組んでいます。
また、震災義援金の募金箱を役場庁舎1階、町立図書館、道の駅富士川に設置し、皆様からのご支援をお受けしているところです。
さらに、応急対策 職員派遣制度に基づき人的支援の要請があったことから、県内自治体と合同で、9月17日から、1週間、本町の職員1名を熊本市へ派遣し、罹災証明の発行事務を行います。
本県におきましても、6月26日に最大震度6弱の地震が発生し、本町においては震度5弱を観測しました。
このたびの地震を教訓として、地震や集中豪雨などの自然災害に対する備えを、さらに強化してまいりたいと考えています。
それでは、今定例会に提出しました案件のうち、主なものにつきまして、その概要と、主要な事業への取り組み状況を説明します。
はじめに、令和7年度の決算に伴う財政状況についてです。
令和4年度の財政シミュレーションでは、将来負担比率が、令和7年度には、111.3%となる予測でしたが、令和7年度の決算における将来負担比率は、62.1%となり、全体の努力によって財政の健全化を図ることができました。
令和6年度の54.4%と比べ、7.7%増加している要因といたしましては、将来負担比率の算定にあたり、分子となる町の地方債残高の増加や、一部事務組合の将来負担見込額などの増加によるものです。分母では、普通交付税の増加による標準財政規模が拡大したことが減少要因として挙げられるものの、令和11年度に向けて増加するという、シミュレーションによる傾向のとおり、分母以上に分子が増加したことから、将来負担比率は増加となりました。
また、令和7年度は、富士川中学校 新校舎建設事業や、増穂小学校 給排水管改修工事などの大型事業の実施により、基金を取り崩し、事業を執行したところです。
本年度も、予測されていた比率よりも良い方向に向かえるよう、あらゆる施策と工夫を駆使して、ふるさと納税の増加など歳入確保に努めるとともに、歳出削減に努めながら、財政の健全化を図っていく所存です。
次に、フィリピンのラプラプ市との姉妹都市提携についてです。
本町では、次代を担う子どもたちが、グローバル化する社会において活躍できるよう、国際的なコミュニケーション能力の育成を重要な課題と位置付けています。
こうした考えのもと、令和5年度からラプラプ市との姉妹都市提携に向けた交渉を進めてまいりました。このたび、交渉の準備が整ったことから、姉妹都市提携の締結について、具体的な協議を進めることとなりました。
こうしたことから、今定例会にラプラプ市との姉妹都市提携の準備に係る所要の経費を計上しています。
次に、アニメクラシックス アニソン花火 富士川公演についてです。
観光振興事業として、公民連携による、観光業の持続的な発展と地域活性化を図るため、2回目となる「アニメクラシックス アニソン花火 富士川公演」を開催する運びとなりました。
今回の公演は、桜の花と花火を掛け合わせた「富士川町の春花火」と題して、大法師さくら祭りと同時期の3月に開催します。
2つのイベントを同時に開催することにより、交流人口の増加や地域の活性化を図り、賑わいを創出します。本事業は、「ふじかわまちづくり公社」と連携して進めるとともに、費用は「ふじかわゼロプロジェクト」として、企業版ふるさと納税を活用します。
こうしたことから、今定例会に本事業に係る所要の経費を計上しています。
次に、ガバメントクラウドファンディングを2件、計画しています。
まず、令和4年12月に包括連携協定を締結した、一般社団法人クリーンファイターズ山梨を応援するため、昨年に引き続き実施するものです。
本年12月5日に、東京都の秩父宮ラグビー場でクリーンファイターズ山梨の公式戦が開催されることから、「富士川町からスポーツの力を届けようプロジェクト第2弾」として、応援グッズを作製します。タオルなどの応援グッズに、「富士川町」の文字を入れることで、「ラグビーを応援する町・富士川町」の知名度を向上させ、観光、ふるさと納税のPRにつなげます。
次に、「富士川町に伝わる昔話を後世に紡ぐ絵本プロジェクト」についてです。
本町に伝わる昔話 全20話を、首都圏富士川会のご協力をいただきながら製本し、広く後世に伝えてまいります。
こうしたことから、今定例会に本事業に係る所要の経費を計上しています。
次に、物価高騰に伴う国の交付金を活用した事業についてです。
緊迫する国際情勢などの影響により、物価高が続いています。
こうした中、町民の皆様への影響を緩和するため、水道料金の減免事業を実施します。
この減免事業は、11月分水道料金を請求する際に、一般家庭で多く使用されている、水道メーター口径13mmでの基本料金と水道メーター使用料金の合計額を、当月分の請求額から差し引く方法で減免します。
また、町営水道を利用していない世帯につきましては、町営水道の契約者が受ける減免と同額を、申請方式により支給します。
なお、この申請の受付は、11月上旬から開始し、12月末まで行います。
こうしたことから、今定例会に本事業に係る所要の経費を計上しています。
次に、富士川町保健福祉支援センターの指定管理者の指定についてです。
保健福祉支援センターは、現在、健康診断をはじめ、会議やデイサービスなど、地域の福祉事業を推進する重要な拠点として活用されています。
このたび、施設の適切な管理運営を維持するため、富士川町社会福祉協議会から指定管理の申し出がありました。これを受け、「富士川町公の施設における指定管理者の指定の手続等に関する条例」第5条第1項第2号の規定に基づき、公募によらない指定候補者として富士川町社会福祉協議会を選定いたしました。
こうしたことから、今定例会に公の施設の指定管理者の指定について上程しています。指定期間は、令和9年4月1日から令和14年3月31日までの5年間を予定しています。
併せて、現在、富士川町社会福祉協議会の事務所として使用している地域健康福祉センターは、建物や設備の老朽化が進んでいることから、明年1月に、保健福祉支援センターへの移転を予定しており、今後も安定した福祉サービスの提供に努めてまいります。
次に、町内小中学校の、1人1台タブレット型端末の購入契約についてです。
1人1台タブレット型端末は、国の教育改革「GIGAスクール構想」で整備したものです。
故障端末の増加や、バッテリーの耐用年数を迎えることから、山梨県による共同調達を活用して新たにタブレット型端末を購入することとし、先般、7月9日に仮契約を締結したところです。
こうしたことから、今定例会に備品購入の契約について上程しています。
次に、富士川中学校 新校舎建設工事の進捗についてです。
これまで「基礎工事」「躯体工事」が完了し、現在は「内装・外装工事」に着手しています。
7月に行われた「鉄骨記名イベント」では、生徒たちが新校舎の屋根を支える鉄骨の梁に、自らの名前を記名し、貴重な体験を得ることができました。
生徒たちが安心して伸び伸びと学べる環境を実現するため、新校舎の完成に向けて全力で取り組んでまいります。
次に、クビアカツヤ カミキリの緊急防除対策についてです。
特定外来生物であるクビアカツヤ カミキリが、7月に、県内で初めて確認されました。県では、県内全域での緊急防除対策を実施しており、峡南地域においても、峡南農務事務所や、JAなど関係機関を中心に、農地にあるモモ、スモモなどの樹木を対象に、薬剤散布を行っています。
本町では、公園や学校をはじめとする公共施設や、地域、民間施設など、農地以外の土地にある、サクラなどの
「バラ科樹木」を対象に、薬剤散布による防除に向けた取り組みを進めています。
こうしたことから、防除対策が短期間で完了できるよう、所要の経費を専決処分し、取り組んでいます。
次に、危険鳥獣対策についてです。
全国でクマなどの危険鳥獣による人身被害が多発していることを受け、昨年、鳥獣保護管理法が改正され、緊急銃猟制度が創設されました。
本町では、有害鳥獣対策協議会をはじめ、関係機関と協議を重ね、クマなどの危険鳥獣対策に向けた体制整備を進め、先般、「危険鳥獣対策 実施要領」と、「緊急銃猟対応マニュアル」を策定しました。今後は、この実施要領やマニュアルに基づき、危険鳥獣による被害拡大防止の対策を進めてまいります。
次に、工業団地の整備に向けた、「産業集積用地 整備 実施計画」策定の進捗についてです。
現在、周辺環境調査をはじめ、土地権利関係や関係法令の確認など、計画策定に必要な基礎調査を、県や各関係機関と連携を図りながら行っています。実施計画の策定後は、これに沿って事業の概要を定めるとともに、用地の選定、測量設計などを進めてまいります。
以上、今定例会に提出しました主な案件と主要な取り組みについて説明しました。
なお、今定例会に提出しました案件は、報告案件2件、専決処分承認案件1件、条例改正案件2件、補正予算案件8件、指定案件1件、契約締結案件1件、決算認定案件4件、合わせて19件です。
提案理由は、議案ごとに申し上げることとしておりますが、よろしくご審議の上、ご議決あらんことをお願い申し上げ、あいさつといたします。
