ツキノワグマの被害防止について
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公開日 2023年11月10日
更新日 2024年08月11日
ツキノワグマについて
ツキノワグマは主に植物性に偏った雑食性ですが、弱った動物や動物の死肉、昆虫なども食べ、幅広い食性を持っています。また、大きな体を維持するために、大量に食物となるものを摂取しなければならず、そのため活動時間の多くを食物を探す時間に費やされます。したがって、食物が不足するにつれ、ツキノワグマの行動範囲も広がり、人里でも目撃されることがあります。一方で、冬は樹木の株の下、土穴、岩穴などで越冬し、ほとんど採食することはないと考えられています。
クマと遭遇しないため
奥山や山林内に入る場合は、「クマの生息域である」ということを意識して行動しましょう。
- クマの形跡(足跡、糞)があった場合は、辺りに注意して引き返しましょう。
- 朝夕や霧が出ているときの入山はできるだけ避けましょう。
- クマ鈴やラジオなど音の出るものを携帯しましょう。
- 食品を持ち込む際は、それがクマを誘引するおそれがあることを認識してきちんと管理し、ゴミは必ず持ち帰りましょう。
もしクマと遭遇してしまった場合
遭遇時に被害を回避するための万全の方法ではありません。あくまで、遭遇を予防することを日頃から十分に心がけてください。
- 慌てず、急な動作をせずに静かにその場を立ち去りましょう。
- 大声で叫んだり、石や棒を投げることはクマを興奮させるだけなので大変危険な行為です。
- 近距離で遭遇した場合は、騒いだりして刺激せずに、ゆっくりとクマを見つつ後退しましょう。背を見せて走りだすと、クマが襲う姿勢を取る可能性があります。
参考ツキノワグマ出没に対する注意<山梨県ホームページ>
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