ペットのための非常時の備え
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公開日 2023年10月01日
日頃からの備えが大切です。
災害が起こったら、まずは自身の安全を確保しましょう。飼い主が無事でないとペットを守ることはできません。家族とペットが安全に非難し、避難所で過ごす場合でもペットが他の避難者から温かく受け入れてもらえるように以下のような準備をしましょう。
<ペットのしつけ>
避難所で過ごす場合でも周囲の迷惑にならないように、また、飼い主やペットにとってのストレスを減らすため、むやみに吠えない、キャリーバックやゲージに慣らしておく、他人に友好的に接することができるなどのしつけを普段からしておきましょう。
<ペットが迷子にならないための対策>
災害時には、ペットと離れ離れになってしまうかもしれません。ペットが飼い主のもとに戻れるようにペットには首輪と迷子札(犬は鑑札、注射済票)をつけるだけでなくマイクロチップを装着するなどの対策をしましょう。
<非常時の備蓄などの用意>
ペットの命や健康にかかわるものを優先に、以下のようなものを用意しすぐに持ち出せるよう、取り出しやすい場所に保管することも大切です。
・フード、水(最低3日分できれば5日分)
・常備薬、療法食
・食器
・トイレ用品(トイレシート、猫砂、新聞紙等)
・首輪、リード
・ゲージ、キャリーバック など
<預け先の確保>
避難所では飼い主とペットは同じスペースにいることはできません。また、不自由でストレスの多い環境で過ごすペットの世話をこまめにすることができないことも考えられます。そのため、避難所ではないペットが過ごせる場所(親族、知人、ペットホテルなど)をあらかじめ確保しておくことも1つの手です。
新型コロナウイルスへの備え
飼い主が新型コロナウイルスに感染し入院などでペットの世話ができないときに備え、ペットの預け先の確保などの用意をあらかじめしておきましょう。
また、ペットを預ける場合には、感染者から飛散したウイルスが、ペットの体に付着している場合があるため、シャンプーなどで体の表面を清潔にしましょう。
