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雨畑硯
元禄時代、雨畑川流域で発見された粘板岩は、石むらのない、緻密な黒色で水分の吸収が少なく、硯作りには申し分のない材質です。雨畑硯は、中国の硯に勝ると高く評価されています。本町では鬼島を中心に製造され、3 代、4 代と受け継がれています。
作業行程は、まず石の善し悪しを選別し、次にデザインを決めて、たがねで表裏を平にし肩にあてたノミでからだ全体を使って彫ります。彫り終えたら研ぎ、時には彫刻をほどこしたりして、最後にうるしを塗って仕上げます。
硯作りは作る職人の心が刻まれ、伝統美あふれる硯工芸が伝承されています。
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