令和6年12月2日に現行の健康保険証が廃止されます
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公開日 2024年09月10日
現行の保険証の発行は12月1日まで
12月2日以降は、マイナ保険証(保険証の利用登録がされているマイナンバーカード)の仕組みに移行するため、現行の保険証の新規発行・再発行ができなくなります。
このため、保険証の有効期間の満了、新規加入、住所変更、高齢受給者(70~74歳)の自己負担額変更等による保険証の発行、保険証の紛失による再発行等の保険証を発行する業務は、12月2日以降は行われなくなります。
保険証は有効期間が切れるまで使えます
現在お持ちの保険証は、マイナ保険証の利用登録の有無に関わらず、保険証に記載の有効期間内であれば、12月2日以降も使用できます。
有効期間終了後はマイナ保険証の利用登録状況に応じて取り扱いが異なります
マイナ保険証の利用登録をしている方
有効期間後は、マイナ保険証に一本化されます。これまで、マイナ保険証利用登録後も現行の保険証をお使いだった方は、マイナンバーカードを保険証としてお使いください。
マイナ保険証を利用登録していない方、マイナンバーカードを持っていない方
保険証に代わり、新たに「資格確認書」というカードを、有効期間を迎える前に発行します。医療機関を受診される際は、「資格確認書」をお使いください。
マイナ保険証をご利用ください
マイナ保険証を使うと様々なメリットがあります。この機会にマイナ保険証の利用をぜひご検討ください。
マイナ保険証の利用には事前登録が必要
マイナンバーカードを健康保険証として利用するためには、事前に利用申し込みが必要です。
マイナポータルから利用登録する
- パソコン・スマートフォンからマイナポータルにアクセスする。※パソコンの場合はカードリーダーが必要です。
- 「マイナンバーカードの健康保険証利用申込」の「利用を申し込む」をクリックする。
- 利用規約等を確認して、同意する。
- 暗証番号(数字4桁)を入力し、マイナンバーカードを読み取る。
医療機関・薬局の受付で利用登録する
- 医療機関・薬局(顔認証付きカードリーダーを設置しているところのみ)の窓口で利用登録したいと伝える。
- マイナンバーカードをカードリーダーにかざす。
- 顔認証または、暗証番号(4桁)を入力する。
セブン銀行ATMから利用登録する
詳細はセブン銀行ATM(外部サイト)のホームページをご覧ください。
利用できる医療機関等
マイナ保険証を利用できる医療機関等は順次拡大される予定です。対象医療機関は下記の厚生労働省のホームページから確認できます。
厚生労働省ホームページ「マイナンバーカードの健康保険証利用対応の医療機関・薬局についてのお知らせ」(外部リンク)
「マイナ保険証」を利用するメリット
1.医療費を節約できる
紙の保険証よりも、皆様の保険税で賄われている医療費を20円節約でき、自己負担も低くなります。
2.医療情報の共有化で質の良い医療を受けることができる
過去のお薬情報や健康診断の結果を見られるようになるため、身体の状態や他の病気を推測して治療に役立てることができます。
また、お薬の飲み合わせや分量を調整してもらうこともできます。
3.手続きなしで高額な窓口負担が不要になる
事前に限度額適用認定証の交付を受けなくても、高額療養費制度における限度額を超える支払いが免除されます。
4.薬や特定健診の情報をマイナポータルで閲覧できる
処方された薬や特定健診結果の情報をマイナポータルでいつでも確認でき、生活習慣病の予防や健康管理に役立てることができます。
5.健康保険証としてずっと使える
就職や転職等で保険証の切り替えを待たずに利用できます。また、定期的な保険証の更新も必要なくなります。
※保険者への加入・脱退の手続きは引き続き必要になります。
6.マイナンバーカードで医療費控除も便利に
マイナポータルを活用して、ご自身の医療費情報を確認できるようになります。また、2021年分の所得税の確定申告から、医療費控除の手続きで、マイナポータルを通じて自動入力が可能になりました。
富士川町国民健康保険 以外の健康保険証
富士川町国民健康保険以外の健康保険証(勤務先の健康保険証、他市町村の国民健康保険、職域の国保組合、生活保護等)については、持っている健康保険証の保険者にお問い合わせください。
関連リンク
カンタン!便利!マイナンバーカードの保険証利用(厚生労働省)
マイナンバーカードの健康保険証利用登録申請(マイナポータル)